資本的支出とは(減価償却)

資本的支出とは、機械や建物の使用可能期間や耐久年数を延長させたり、価値を高めるために使った出費のことです。税法上、この費用は建物の原状回復するための修繕費とはみなされません。

建物は、使用しているうちに劣化していくものです。会計年度の末には、減価償却という処理を行って、建物の適正な価値を把握することが必要になります。企業で経理を担当している人は、減価償却の手続きを行うことを忘れてはいけません。土地以外の不動産について、必要になる手続きなので建物の場合にも行います。

建物や個人事業の場合は定額法といい、毎年同じ額ずつ資産の価値を減らしていく方法をとります。その他の資産や法人の場合は定率法といい、毎年同じ率ずつ資産の価値を減らす方法があります。

外壁塗装が資産計上になった場合は、それ単独で考えて耐用年数を判断することもできますが、もともとあった建物と同じ耐用年数で計算することもできます。

旧定額法・定額法、旧定率法・250%定率法・200%定率法など様々な計算方法があり、資産の種類や会社の形式によって計算方法が違います。方法が違えば金額も全く違ったものになりますから注意が必要になります。

主に外壁の色をより魅力的なものに変えたいと考えて、外壁塗装を施すなどの場合は、資本的支出と呼ばれます。建物そのものの価値を高める資本的支出は、経理では建物の価値を増加させる処理そして減価償却の手続きになります。

また、建物には様々な修繕を施すことがあります。内装や外壁は、色が落ちてしまったり、傷がついたりするものです。色が落ちてしまった場合には、外壁塗装を行うようにしないと、外見の印象が悪くなってしまいます。

外壁の色が落ちてしまったために塗り直すという目的であれば、修繕費という扱いになります。これは、その会計年度の費用として一括で計上します。